だいぶマシになったとはいえまだまだ冷え性気味ではある私ですが、かえる倶楽部で参加者のかたと一緒になって足からあちこち動かしているうちに、しだいに中からポカポカしてきます。
今日は幸いキラキラなお天気。会場の高井戸までそこそこの距離を、散歩がてら徒歩で行きます。部屋に並んでいる机と椅子を片付けるのも、ちょうどいいウォーミングアップ。
今日のご参加は一名(結果的プライベートセッション)。先日健康靴専門店にいらしてお話をするうち、こちらに興味を持っていただいてのご参加となったかたです。
靴だけに頼っていても状況がよくならない。履ける靴がどんどん減ってしまって、ついには何を履いても必ずどこか痛くなるようになってしまった。足の体操とか、いろんなことをやってみているんだけど、何かがおかしい、だけどどうしたらいいのかわからない。
かつての私も、そういうところにはまってました。そしてそんな時期はある意味、人間不信になっていたりして。どうせこれもアレかも。こんなこと言われたけどまたアーなるかも。
こういうことは、靴屋においてもそう、そしてお医者さんでも起こりうること。だけどこれはけして悪い靴屋さんだとかヤブ医者さんだということではなくて、言われていることは「正しい」のに、その伝わりかたが違ってしまっていることが多いのじゃないかと思います。
ここのところずっと、私の役割って何なのかな?と考えていたのですが、どうやら、こういう「伝わり方」がズレてしまっている場合の修正役というか、翻訳家のようなものかなと思うようになりました。
今日のセッションでも、ちまたで有名な「外反母趾対策エクササイズ」のナゾが解けたようでした。そのままの形・回数をひたすらがんばってやるよりも、まずそのエクササイズの目的を理解して、その目的を達成するために、今の自分の身体にとってちょうどいいやり方、回数を考える。
そのためには、自分の身体の状態を知る必要があり、ある程度の身体のしくみを知る必要もあります。そこのところが抜けたままひたすらエクササイズをがんばるのは、理由もわからず毎日キノコやコンニャクばっかり食べるようなもの、かと、思います。
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鈴木隆一郎 (水曜日, 10 12月 2014 21:03)
体のことは体に聞こう、って感じ?でも苦しんでいる時はひとりじゃできないからね。殖田さんは大切ないい仕事をしているね。尊敬します。
pantaya-kaeru (水曜日, 10 12月 2014 21:55)
隆くん、コメントどうもありがとう。まさに、体のことは体がいちばん知ってるはずなのだけど、体の声を無視して突っ走ったり縛り付けたりしてるってこともあるのかもね。尊敬だなんてとんでもない。実態がともなってるかどうかはアレだけど、志だけにはとっても自信があります(苦笑)。
鈴木隆一郎 (水曜日, 10 12月 2014 22:08)
自分の苦しみが反転して人のために向かうのは本当にまれなことだから。でも頑張り過ぎないでね。またそのうちゆっくり話したいね。お休みなさい。