足の機嫌。
どうも相性のよくない靴を履くと、
いっぺんにヘソを曲げる。
できるはずのこともしようとしなくなるような。
人の心とおんなじで、各人(各足)それぞれに
ヘソを曲げる「ツボ」みたいのがある気がします。
この機嫌の良し悪しは
じつは身体の素直な反応そのもの。
これをじょうずに汲み取っていけば
あとで身体がガタガタになることを防げます。
でも、これがなかなかわからない。
身体の反応がうまく掴めない、
ということがよく起こります。
それはなぜ?
■デザイン志向のほうが優位にある
■身体が本音を言えなくなっている
全身コーデも靴がダメだと台無しなのよね〜と
いわば身体の意見を完全無視。
デザインばかりに気を取られて
靴をアクセサリー感覚で選ぶと
身体からとんでもないしっぺ返しをくらいます。
そこまででなくても
こういう服装、こういう場所だから
こういうデザインの靴でなくては!という条件に合わせる。
そういうことなんだから
アンタ(足)もがんばってもらわないと!
…これではだんだん
言うべきことも言えないこども(足)になってしまいます。
けなげに文句も控えるようにして
がんばって足は毎日ついてくるのですが
ムリが積み重なるとある時とつぜんどこかに痛みが。
そうなって初めて身体のヌシに
足からのメッセージが届くのです。
ちゃんと向き合って考えてるつもりでも
いつもガマンさせられてきた身体(足)は
いつのまにか「言うべきことを言えない子」になっているかも。
靴は衣料品の中でも
かぎりなく「医」料品に近いといっていいのではと思うくらい
身体のコンディションに関わるもの。
なかなか思うような靴選びができないときは
身体のそういった状態にも
目を向ける必要があるかもしれません。
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