久しぶりの体操グループセッション。
メンバーのみんなもこの寒さのせいか、首まわりがバキバキだったりバスに酔ったりとプチ不調がありましたが、私自身も今日はリハビリのような感覚。どっちみち「ゆるゆる」でね、という感じで始まりました。
今日すこし時間を割いたのは、両足のあいだで重心をうつすということ。
いつもやる竹ふみでは、どちらかというと足の前後の感覚を目覚めさせるのですが、今日はそれに加えて「左右」になめらかに踏み替える練習です。
初めはどうしても「片足立ちになる(のが苦手)」ということに意識が集中し、ぐらつかないようにしようとあちこちの筋肉が緊張して準備しがちです。
でも、できるだけ緊張を解いた状態で、なんとなく重心が右からだんだん左にうつっていくのを感じるようにしてみます。急ぐと緊張を招きやすいので、じんわり、じんわり。
踏み替えようと思っただけで、股関節にピキッと力が走ってるかも。
重心がのっていないほうの足の、足首に力がみなぎっているかも。
ぐらつきの大元は、やっぱり「足」。
足がうまく仕事をしていれば、身体はぐらつきません。ぐらつく必要がないのです。
でも、なぜか自分の足を信頼できず、足におまかせできなくなってしまうことが多いんです。おまかせしてもらえないと、足のほうもなぜか卑屈になったり、過剰にがんばろうとしてしまったり。
こんなシンプルな動作でもこまかく観察していくと、自分の身体のなかでもいろいろな駆け引きが行われていることに気づくことができます。身体って、けっこうおもしろいイキモノです。
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