一週間前の日曜から高熱を出しました。月曜朝、すぐさま医者へ。ふだんは靴屋出勤もギリギリなのに、なぜかこの日はもう開院を待ってましたとばかりの駆け込み。もしやと思っていたら、やはりのインフルエンザA型と認定されました。
ついでに一緒にかかってしまうことが多いという「マイコ」も調べておくからね、と言われ、マイコ?舞子?なにやら可愛らしげな名前。と思ったら、これはマイコプラズマというやはり感染性の可愛くないもの。軽い咳や倦怠感などが発症してひどくなると、肺炎から死に至ることもないではないそうです。
3日間ほどはひたすら高熱とのたたかい。それと同時に、とりあえず連絡しておかなくてはならない人たちへメールの数々。そして食べる意欲がなくてもとにかく何か入れなくては、と考えてみたり、寝てみたり。悪寒がすごくて、今年得意の重ね着テクニックも総動員でなにやらすごい恰好でゴロゴロしていました。
そして4日目あたりから熱が引いてきたのでひと安心、と言いたいところですが、実はここからがいちばん辛かったかもしれません。熱が高いあいだはぼんやりしているのでしょうが、意識がハッキリ戻ってくるにつれ、いろんなことを考え出してしまったのです。
どこでウイルスを拾ってしまったんだろうかとか、みんなに恐怖を(ウイルスも)まき散らしてしまったんじゃないかとか。いつもマスクの習慣などなかった私が、今年は連日マスク着用していたし、うがい・手洗いも励行していたのに。私が「インフルです」と告げた瞬間の周囲の反応をあれこれ反芻してみたり、数日間は仕事もできないので、ああ、今月の実入りはかなりトホホなことになるなあとか…。
まったく考えてもしょうがないと判っているのに、こういうことをリフレイン。
来週の日曜に迫った太極拳の大会のことも、ありました。なんという微妙なタイミングでこんなことになっちゃったんだろう、と。熱のあとの体力消耗具合はかなりのもので、こりゃあもう、とても参加できないわ…と本気で思ったほど。熱を出している最中のほうがまだ「きっと来週までには治る」と信じることができていました。
ま、そんなことになっても不思議なことに、身体というのは快復する力を持っているのだということ、今回はしみじみ味わっている今ではあります。この間にたまたまスタジオかえるの活動予定はなかったのが不幸中の幸い…。
みなさまもどうぞ、くれぐれも気を付けてくださいね!
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