私(pantaya)がカエルになったのは、高校生の頃。
「カエルに似てるな」と言われたのが始まりです。正直それに対しては「なんですと?」的な反応をしていましたけれど、大学生になるとまた別のところで「カエルみたいだね」と。
そうまで言われては、きっと私はほんとうにカエルだったに違いないと自分でも思うように。不思議なもので、いつのまにかカエルは私の守護神のような存在になっていました。
イラストを描くときにもカエルを登場させることがあります。いってみれば自分の分身です。そのようにすることで自分のなかのオリをうまく浄化できるような、煮詰まり状況があれば適度にそれをほぐしてくれるような、そんな作用もあるような気がしています。
この写真に写っているカエル、本来の姿は「栓抜き」です。
だいぶ以前、たしか20年近く前に、とあるフリーマーケットで出会いました。その当時からすでに少々禿げたペイント具合がいい味を醸し出していました。そして「栓抜き」は現世の姿にすぎず、じつは前世は何か機械の「ハンドル」だったということでした。
私は前世でカエルだったかもしれず、いやもしかしたらアスリートだったかもという話もありますが(秘密です)・・・はたまた栓抜きやハンドルだったのかも、などなど。そういう因縁を静かに有難く受け継ぎながら生きるのも、またいいんではないかと思います。
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