スタジオといっても住居用マンションの一室なので、表に看板を出したり、窓にカッティングシートを大貼りすることはできません。なので、せめてドアのところにちょっと目立つ表札を出すわけなのですが、これまではロゴを決めていなかったので「とりあえず」な(ハンパな出来の)手書き表札を使っていました。
これがまた、文字にうるさい私としては気になって気になって。きもちわるいなあ、と思いながらも、じゃあさっさと正式なロゴを決めればと思うところ、今度は「やるならちゃんと」となってしまってなかなかできない。
ということでノビノビにしていたロゴができました。そして名刺のデザインに続き看板、というか表札も、ようやくできました。これで「わたくしこういうものです」と少しハッキリと言いながら挨拶ができるようになりましたし、これで千客万来のみなさまが、マンションの廊下でうろうろしてしまうことがなくなります。
ちょっと目立つ表札といっても実際にはやはり「住居」なので、目立ちすぎても困る。でも来た人が全然わからないのも困る。ひっそりと、しかし凛として存在を主張してもらいたい。そんなクライアント(自分)の意向をそれなりにうまく反映させられたと自負しております。たとえ段ボールの切れ端に印刷したステッカーを貼っただけのものであっても。
「スタジオかえる」の中身は変わらないのに、こういう「かたち」からシャンとすることもあって。不思議なものです。
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